アーティストと「大阪観考」第2回 (束芋さん vol.1)
2010年 07月 07日|カテゴリー:アートツーリズム・ブック
みなさまこんにちは!
「創る」プロジェクト「大阪観考」、今回は束芋さんとの打ち合わせに行って参りました。
束芋さんは、現代の日本が抱えるさまざまな問題を、ご自身との関係性から見つめつつ、
アニメーションの手法で「毒」をこめて風刺するような作品を制作していらっしゃいます。
現在、長野県在住ですが、7月10日(土)から国立国際美術館にて個展「束芋:断面の世代」が開催されるため、その準備で来阪されています。
(皆さん、ぜひ展覧会に足をお運びくださいね!)
もともとは兵庫県のご出身で、幼少期は大阪で過ごされたようです。
今回は、束芋さん、そしてマネージャーの芋々さん(束芋さんの妹さん)のウィークリーマンションにお邪魔させていただきました。
束芋さんがテーマとされるのは、「大阪の民話」です。
皆で様々な参考図書を持ち寄って、どんなお話があるのか、まず読んでみました。
いろいろありますね〜私にとっては初めて耳にするものが多かったです。
一寸法師(大阪のお話やって、皆さんご存知でしたか?!)
天満のとらやん
すっぽん商法
一夜官女(いちやかんにょ、と読みます)
…etc..

束芋さんです!
こんな感じで、編集チームも共に本を読みながら色々話し合っていると、
芋々さんがひと言、「夏休みの自由研究みたい!」言い得て妙でした◎
それぞれのお話に登場する地名やキャラクターをピックアップしながら、
束芋さんはこれから、大阪の民話の世界を「束芋版」として、ご自身のイメージとともに再構築していかれます。
次回は、民話にまつわる場所(風景)や作品のモチーフ探しのフィールドワークに出かける予定です。
そして!
7月7日(水)には、束芋さんが挿絵を担当しておられた、
新聞小説『悪人』(著者は吉田修一さんです)が、絵本『惡人』になって発売されます。
全国の書店、または束芋さんの個展が開催される国立国際美術館でも販売されると思われます。
展覧会と絵本の両方を堪能しつつ、束芋ワールドにどっぷり漬かってみませんか?
では、次回もどうぞお楽しみに。
※展覧会情報
「束芋:断面の世代」
会期:2010年7月10日(土)~9月12日(日)
(月曜日休館、ただし祝日の場合はその翌日)
会場:国立国際美術館
会期中、アーティスト・トークや演劇公演なども予定されております。
詳しくは、国立国際美術館HP
http://www.nmao.go.jp/japanese/home.html をご覧ください。






